太陽光発電を考える ~雪国での太陽光発電は得なのか損なのか~
こんにちは
今日は太陽光発電について考えます。
最近太陽光発電を乗せている家が多いですよね。
私が家づくりを検討していた時に最初訪れたハウスメーカー(A社)では全棟太陽光発電付とのことでした。
A社のことを知るうえで太陽光発電について知らないと何も言えないと思い太陽光について調べてみました。
雪国でも太陽光発電は損得で乗せるもんじゃない!
太陽光発電とは…
屋根の上に太陽光を乗せて発電するシステムなのは言わずともな
でもこれって私はずっと騙されて乗せるみたいなイメージでした。
太陽光のメリットは…
電気の節約
⇒当たり前ですが電気を節約できます。特に昼間は冷蔵庫とかしか動いてないのでその分の光熱費は上手く行けば0ですね。
余った電気は売電できる
これが一番だと思います。使って余ったら売れる!こんないいことありません。
私は最初は一日中発電した電気を使ってそれでも余った分だけ買電かと思いましたが、夜は普通に買電しなきゃダメみたいですね。
あくまで発電した時間だけが対象となるそうです。そりゃそうだ貯めるためのもの(蓄電池)とかなにもないですもんね。
災害時にも使える
これも魅力です。最近は大規模な災害が多いので停電時も電気が使えるのは大きいです。でも当たり前ですが夜は蓄電池がないと使えません。
関係ないですが、被災地のニュースを見ていると少しでも電源が復活するとまずみんなスマホを充電していました。スマホってやっぱ有り難いんかなと思いつつも、モバイルバッテリーがあれば少しでも回避できるのかなって思いました。
環境に優しい
⇒これも大きいですね。私はあんまりなんで詳しく書きませんが。。。
火力や原子力を使ったエネルギーを使うよりも自然のエネルギーを使うっていいよねってことですね。
太陽光のデメリットは…
安くなったとはいえ初期費用がかかる(約100万円)
⇒初期費用は0ではないです。これを忘れてはいけません。またキャッシュで買えばそうでもないですが、住宅ローンに組み込むのであれば導入費用+金利も考えてトータルの予算を見た方がいいです。
売電は年々低下(2019年で24円/kWh)
買取始まった当初は40円台が今では下落の一途です。
その分導入コストもさがりましたが、ここまで下がるとあとはどのくらい売電するといくらなのかシビアに計算する必要があります。
外観を損なう
太陽光が乗ってる事で外観がおしゃれではなくなります。
個人的には別に気しませんが、気にする人はするでしょう。
維持費がかかる
言わずとも機械製品ですのでいつか壊れます。
大体保証期間中は大丈夫でしょうが保証期間が終わった後どうするか。壊れた太陽光をそのまま載せておくわけにもいかないでしょうから、やっぱ考えた方がいいですね。
あとは周辺機器もありますので、その辺もトータルでコストを考える必要があります。
雪が落下すると危ない
これは雪国だと大問題かもしれません。太陽光パネルは滑りやすいので雪が勢いよく落ちてきます。下にいたら危ないですし、隣の家とあまり密接しすぎていると勢い良すぎて隣の家のガラス破ったなんてことにもなりかねません…ならないか!
屋根に負荷がかかる
何もないよりあった方が負荷がかかるのは当たり前ですね。
この辺もよく考えておきましょう。
何事もそうですがデメリットがないものっては基本信用しないほうがいいと思います。
自分でメリットデメリット調べてデメリットをあまり感じないようであれば導入するのが一番の鉄則かなと。
太陽光発電に関して思うこと
現在太陽光発電を導入するメーカーは増えています。
そして太陽光発電を乗せるメーカーというは大体こういう謳い文句で書いてあることが多い気がします。
月々の支払い家賃並み!(又は以下)
ローン支払例 70,000円-太陽光発電10,000円=60,000円!!
※変動金利0.75%で2600万借入の場合
って感じです。傍から見るとすごい!
家の家賃以下じゃんって私も思ってました。
しかし、よくよく考えると…
まず金利が変動の時点で35年間このローンが続くとは思えません。
次に売電料金ですが、売電の料金は「FIT」という10年間固定価格で電力会社に売電できる仕組みで運用されております。(2019年は24円/kWhです)
つまり10年後はいくらになるか分かりません。
新電力の登場で新電力がもっと高値で買い取るかもしれません。
誰も買い取ってくれずに自分で消費するだけになるかもしれません。
※あくまで私見ですが今後は電量も地産地消のように、自分で作って自分で消費が主流になるのではないでしょうか。ただし初期コストについては、売電という形で回収させるために現段階の制度があるように感じてます。
また、現在は蓄電池が高いですが、今後10年したら電気自動車も気軽に買えるようになり電気自動車にためれるのかもしれません。そしたらお得かもですね。
そして忘れちゃいけないのが発電量はやっぱり一定ではありません。
私の住んでいるのは雪国なのですが、大体冬は曇りです。
曇りでもしっかり発電はするものもあるでしょうが、やっぱり晴れの日に比べるとどうかなと思います。
そして、売電収入ばかり目がいってますが太陽光発電を乗せるという事は
それだけコストがかかっているという事です。
初期の導入費用・当然メンテナンス費用等もかかります。
その辺を踏まえた上で導入をお勧めします。
太陽光発電について私が出した結論は…
太陽光発電について色んな人の話を聞きました。
載せないと損だという人もいますし、雪国では絶対元は取れないという人もいます。
帰ってくる解答は様々でしたが一番印象的だったのは、
俺は環境に良い家に住んでるんだって思いたかったら乗せればいいともうよ
これは一番の真理かもしれません。儲けるためとかローンを軽くするためとかではなく地球にいいことしてるって思いぐらいちょうどいいかもしれません。
かくいう私は地球には優しくないので太陽光は見送ることにしました。
地球にやさしい男になりたいなー
次回、資料請求編