マイホーム黙示録 超ローコスト住宅への挑戦

マイホーム黙示録 超ローコスト住宅への挑戦

年収300万円台で安くていい家を買うために奮闘した記録。地元工務店にお願いして総額2500万(土地代諸経費含む)で家を建てる経過をブログにしました。その他色々と凝り性の自分が調べて調べて調べたことをでまとめております

マイホーム購入予算を有料FPに相談した結果分かったこと

こんにちは

 

ちょっと番外編ですが

3回目のライフプランシュミレーションの事に触れたいと思います。

 

そもそも何故3回やったのか。

 

何故お金を払ってまでファイナンシャルプランナーにお願いしたいのか。

 

そして、その結果何が分かったのか。

 

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有料でFPに頼んで住宅購入予算を出してもらったけどそれ意味あった?

過去2回のライフプランシュミレーションを振り返る

過去の記事でもご紹介した通り私は過去2回

ライフプランシュミレーションを行いました

 

まずA社 

nyusan.hatenablog.com

 

これに関しては無知のまま突撃したためによく分からないデータを元に算定されました。

 

そして言い方悪いですがFPの質が決して高いとも言えませんでした。

 

この時点で本当に欲しかった情報

つまり現金がいくら必要か問題が全く解決せず

マイホームの予算がいくら必要かも分かりませんでした。

※予算も変動金利で計算されたのであんまり参考になりません。


この後B社でもう一度ライフプランシュミレーションをお願いすることになりました

 

nyusan.hatenablog.com

 

このときは自分なりに計算結果を元にしていった結果が正しいのかどうかを検証する為にお願いしたのでそれなりに満足のいく結果になりました。

 

またお願いしたFPの方も非常に優秀な方でしたのでそちらも満足。

 

何故3回目を依頼したのか

結論から言います。

 

ただ、心配だった。

 

それだけです。

 

石橋を叩いて叩いて叩いて壊して初めて安心するタイプと言う方は

少なからずいるかともいます。

 

私がまさにその部類です。

 

もう少し細かく言うと

・シュミレーション時といざ借入しようと思った額が差があった。

(シュミレーション時の借入2200万 金利1.5%

実際の借入予定は2400万 金利1.25%)

・車の買い替えサイクルを少し長めに見ていたのが後々心配になった。

・住宅会社お抱えのファイナンシャルプランナーで大丈夫か不安になった

 

以上の観点から3回目のライフプランシュミレーションを検討しました。

有料相談のファイナンシャルプランナー

一口にファイナンシャルプランナーと言っても得意分野が異なります。

 

資産運用・保険・相続・ライフプランニング…

 

非常に多岐にわたります。

 

今回は住宅購入という目的がありますので住宅系に強いライフプランナーを探してみました。

 

すると私の住んでいる県では2人見つかりました。

 

1人は包括的な相談で5万円かかりました。

もう1人は初回のライフプランシュミレーションだけなら5,000円で受けれます。

 

5万は流石に払えませんが5,000円ぐらいなら払えそうだな…

 

って考えてるうちに5,000円FPが無料セミナーを開催するという

情報手に入れましたので聞きに行くことにします。

 

セミナーの内容は…いわゆる住宅の基本知識と増税した時に住宅購入がどうなるかということが中心でした。

 

セミナー内容は1時間でしたが非常に分かりやすくコンパクトにまとめられていたのでこれなら相談する価値がありそうだなと思いその場で3回目の相談をしました。

 

1回目の相談の件を話すと

 

あーそういうことありますね。まあ私なら大丈夫ですが!

 

なんか妙に自信ありげです。

 

過去2回やって、ほんとうにあっているか不安だと伝えると

 

まあその辺も相談してもらえばきっと分かりますよ。

 

なるほどなるほど。期待できそうです。

 

3回目のライフプランシュミレーション

相談の流れと持ち物 

1回目はヒアリング(約60分)

2回目に説明(約60分)です。

 

過去2回はヒアリング2時間・説明2時間なのでそれぞれ半分の時間で設定されているのがやはり違いでしょうか。さすが、金を払うだけの価値はありそうだ。

 

その他持ち物は…

源泉徴収票

・直近の給与、賞与明細

・生命保険の証券

・現在の貯蓄額

・退職金の予定額

・現在の月々の支出内訳表

でした。

 

この辺はどこも変わりませんね。

 

1回目のヒアリング

大体聞かれることは同じで、収入・子供の予定・車の買い替えサイクル等々

あとはいくらで借入したいのか。

 

印象に残っていたのは…

 

あーこの保険はほけんの窓口で入りましたね…大体彼らが売りたいセットなんですよね

 

これを聞いた時に、お!まさにって思いました。

ここは出来れば見直ししたかったので、見直しもお願いしたい旨を伝えました。

 

あとは収支の内訳を細かく紙に書いて持って行ったので30分ぐらいでヒアリンが終わりました。

 

ヒアリングを終えて言われたのが

 

ちょっとこれだときついかもしれませんね…子供の大学費用が捻出できるかどうか…

 

B社の時は大丈夫と言われましたが、ここはやっぱりやる人が変わると結果も変わるのでしょうか。

 

時間も余ったのでちょっと現在の家づくりの雑談をしました。

過去に回ったハウスメーカーの話を中心に色々と。

A社~K社までの訪問履歴。

 

I社とK社で現在迷っていること等々。

※I社とK社の記事は過去記事を参照ください

 

次回結果説明時には是非妻と一緒に来てくださいとのことでした。

 

2回目 説明

1回目のヒアリングから1週間後です。

 

結果を聞く前に少し雑談をします。

この数日前にI社の決別事件があった件を伝えると

 

大手ローコストメーカーですからね。営業の質なんてそんなもんですよ

 

いや…それ先週迷ってるって言った時点で教えてくれよ…

 

まあいいか…

 

そして結果が出ます。

 

うん、やばいかと思ったけど全然余裕でしたね。

 

資料を元に説明を受けますが。全くもって問題ないとのとこ。

 

家計に関しても、もはや削る余地はなし。

 

よかったよかった一安心です。

 

しかし、シュミレーション結果を見てふと気づいた点が3点ありました。

フラット35で予算組されているが9割金利で10割借入している

フラット35を検討している人なら分かりますが10割借入する場合は金利が高くなります。ですので、9割+諸経費ローン1割で借りなければならずそうすると少なくとも借入額は変わってきます。

有料のFPでこの詰めの甘さは、私にとっては致命的に感じました。

 

②住宅修繕費が全く入っていない。

ローコスト住宅は普通の住宅よりも住宅修繕コストがかかりますと言いながら、シュミレーション結果に全く修繕費が入っていません。

出来れば何も言わずとも住宅修繕費も見てほしかったです。

 

③光熱費が月2万円固定

光熱費が謎の月2万円で固定されておりました。

根拠は不明ですが2万はちょっとやりすぎじゃないかと個人的な感想です。

  

彼らが売りたいセットなんですよねって言った保険も特に金額が高いわけではないので見直しの必要性もなし…

 

本当に保険を払いすぎてる人は保険の見直しで500万ぐらい得するんですよ!

 

よく分からないけど、分かりましたって言って相談料を支払って後にしました。

 

3回目のライフプランシュミレーションを終えて…

有料のファイナンシャルプランナーは優秀で無料のファイナンシャルプランナーは無能なんて認識がどこかにありましたが、別に関係ないんだなって事がよく分かりました。

 

ファイナンシャルプランナー毎にアドバイスや数字の出し方は違うため一概には言えませんが個人的にはB社のファイナンシャルプランナーが一番参考になったなと思いました。

 

帰りの車で妻から

 「あの人って断定的な決めつけの言葉多いよね。でも、それってみんな迷ってるから相談に言って誰かに肯定してほしいんじゃないんだ?だから、今回もお金払って行ったんでしょ?」

 っと言われました。たまに冷静に真理の扉を開いてくるのでびっくりします。

 

まさにそれでした。

 

お金を払ってまで得たかったのはただの「大丈夫だよ」って言葉だけだったのです。

どんなに優秀なファイナンシャルプランナーに頼んで結果を出してもらっても、実際に生活していくのは自分たちです。

 

ライフプランシュミレーションで本当に必要な事は、自分たちのこれからの将来設計を考えるきっかけであること。そして冷静に住宅の予算を見極めること。

 

そのためには、これから生活するであろう自分たちで、しっかりとした根拠のあるの数字を出しシュミレーションしてもらう事が大事なんだなと感じた体験でした。

 

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