完成見学会を考える ~完成見学会で見るべき3つのポイント~
こんにちは
さて今回は、少し前にお願いする工務店さんの完成見学会ありましたので、完成見学会で見るポイントを整理したいと思います。
完成見学会ってなに?
完成見学会とは引き渡し直前の家を見せてもらえる見学会です。
他には構造見学会といって、完成前の基礎や骨組みなどを家の着工途中を見る構造見学会や実際に住んでいる人の家を訪問できるOB見学会などがあります。
構造見学会は大手なんかでは割と多い感じがします。
ただ、見られる前提作っているので変なつくりはしないと思いますので
構造見学会通りの家が自分の家にもなるんだという個人的には危ないかなと思います。
御託は良いから結論だけ教えてくれって人は
「うわ、まじで長いしめんどくさいわって人は 」まで飛んでください
完成見学会のポイント
完成見学会の持ち物
実際に持っていく物でよくあるのが下記の物たち
前提として写真撮影OKか確認してからですが、気に入ったものを写真で撮って保存できます。
キッチンとか棚とかフローリングの床の色とか。
後々思い出すのが大変なので気に入ったものは写真に残してましょう。
あとは、間取りなんかも当日渡されたものだけで持ち帰れないかもしれませんので写真収めておくといいです。
懐中電灯
天井とか床下みたいに薄暗い場所もしっかり見れます。
しっかり見てるんだぞアピールにもなります。
メジャー
大きかったけど実際のサイズは?ってなったときに使えます。
例えば、キッチンの付属の棚の大きさを測ったり窓の大きさを測ったりして自分が実際建てるときの図面に落とし込むのにも使えます。
手袋・スリッパ
実際は置いてあるところがほとんどですので、持参の必要がある場合は持っていきましょう。また当日は裸足ではなく靴下を履いていきましょう。
コンパス
方角確認用ですね。当たり前ですがリビングは南が多いですが、その他どの方角に配置されいてるか間取りを考えるうえで参考になります。
提案資料(カタログ)
カタログや提案資料に構造や設備の一覧が載っていると思います。
文字だけなくそれが何を指しているか確認するのに持っていきましょう。
質問事項
行く前にどんなところを見たいか、何を質問したいかも確認してから行きましょう。
予約の時間制だったりするとあっという間に終わってしまうのであらかじめ準備は必要です。
完成見学会へ行く前に
まず初めに完成見学会は施主さんの御好意で行われます。
当然ですがこれから住まわれる方がいるので丁寧に見ましょう。
自分たちが建てた後も当然完成見学会をすることになると思いますので、ここは自分たちの建てた家だぐらいの気持ちで臨みましょう。
当たり前ですがトイレ等は使えませんので事前に済ませてから行きましょう。
あと、子供が小さいうちは出来れば親御さん等に預けてから行きましょう。
完成見学会見るべきポイント
1.間取りや設備
①住宅の大きさ・間取り
見学する住宅の大きさを確認しましょう。
出来れば建物だけなく土地の面積も確認しましょう。
30坪の家を考えてるのに50坪も60坪もの家を見てても、いざ自分たちが住んだ時に惨めな思いをするだけです。
また建てたい間取り等あればそれに近い間取りの家を見て、実際にその大きさや間取りで満足できるのかどうかも目安になります。
②外構
・駐車場
例えば土地が40坪・家が30坪で駐車場3台ギリギリだと探す土地の目安が40坪~だなって感じで土地の探しの目安にもなります。
・外水栓
標準でつけてくれるかどうかもポイントですね。
・外壁や屋根
どんなものを使っているか(素材や色)
特に外壁の色や素材などは実物を見るのが一番いいです。
③玄関
・玄関
扉はどんなものつかっているか
リモコンで開くタイプ?透過性のある玄関?ポストは玄関にある?ない?
・下駄箱(シューズインクローク)
どのくらい靴がしまえるか。
何となくシューズインクロークが必要だと思うけど、じゃあどのくらいの大きさが必要か、はたまた本当に必要かどうか
④リビング・居室スペース
・リビング
例えば20畳と一口に言っても人によって感じ方違いますからね。
予算が少なければここがまず狭くなりますのでシビアに見ましょう。
我が家は逆に小さい間取りをみて妥協点を探ってました。
・キッチン
標準の範囲やキッチンにオプション機能はあるのかどうか。
・フローリングや壁紙
色や質感。部屋とのバランスを参考にしましょう。
・エアコン
ハウスメーカーが設置の場合はどこのメーカーか
・居室スペース(和室等)
続き間になっているか、独立しているか。どうしてそうしたか。
例:リビングを開放的にするために続き間にしてる
客間として利用するから和室は独立等々
⑤階段・廊下
・日当たり(明るさ)
・フローリング(色)
・階段
手すりが付いてるか
⑥お風呂・トイレ・洗面台
・キッチンや玄関からの動線
・メーカー
メーカーごとに特色が違いますので、必ず確認しましょう
あとは、標準仕様はどこまでかどこかオプションで+αないかも確認しましょう
・床の材質
水回りの床はフローリング?クッションフロア?タイル?
⑦収納
・何処にどれだけついているか
人によって物がどれだけあるか異なりますがどんなとこにつけれるかなども確認しましょう。
特に階段下収納は多いですが、使い勝手なども実際に見ましょう。
2.室温や音
高気密高断熱を謳っているメーカーであれば、時期が選べれば暑い時期や寒い時期に行って実際の暑さ寒さを体感できます。
また発泡ウレタン等は吸音性がないと言われますが、実際外の音がどんな風に聞こえるかも実際自分で体感すればすぐに分かることです。
3.施主のこだわり
せっかくですので、施主のこだわりを聞きましょう。
人によってさまざまだと思います。
案外目から鱗なパターンもあるかもしれません。
うわ、まじで長いしめんどくさいわって人は
分かります。それ私です。
いや検討したばっかりだからもっとライトな感じで教えてくれよって人用に
簡単にまとめます。
①人の家なんで失礼ないよう。
②持ち物
・スマートフォン(懐中電灯・コンパスはアプリで対応)以上
・靴下履いていきましょう
③見るポイント
・それぞれの部屋の大きさ・間取り・使いやすさ・収納
・設備の標準がどこまでか?オプションどれで何をつけてたか?
・明るさ・室温等は五感で感じて脳裏に焼き付ける
・対応してくれた人の印象を覚えておく
以上です。
まとめ
モデルハウスと違って実際に人が建てた物が見れるのが完成見学会です。
標準仕様はどこまでなのか。設備等含めて見るいい機会だと思います。
また、当日気づいたことはどんどん質問して疑問を残さないようにしましょう。
逆に質問してすぐ答えられない営業は…営業の技量を見抜く一つの目安にもなります。
実際に行ってみた感想はまた次回!
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