【着工記録⑤】上棟 ~上棟日の雨は福が降りこむ?~
【着工記録⑤】上棟
基礎工事も終わり上棟です。
お願いした工務店では
上棟日は基本的に建築吉日に合わせて行われるそうです。
建築吉日とは?
一般的な大安や友引は六曜と呼ばれますが、それとは別に建築関係者は「十二直」を使います。
十二直とは北斗七星の星の動きを吉凶判断に用いたのものです。
現在でこそ六曜がカレンダーに記されることが多いですが、昔は十二直が最も重要視されていたとか。
十二直は
となり、建築吉日にあたるのは「建」・「満」・「平」・「定」・「成」・「開」の6つがいい日とされています。
※ここに更に六曜加えたり色々なパターンがあり、上棟吉日カレンダーは見るサイトによって異なります。
上棟厄日もある
逆に「三隣亡」の日は上棟を避けてくださいと言われています。
三隣亡とは漢字の通り3軒隣まで滅ぼすと言われています。
もっともこの日に積極的に上棟しましょうなんてハウスメーカーはまずないと思いますが。
※かつて「三隣亡」は「三輪宝」として「屋立てよし」「蔵立てよし」と吉日だったのが江戸時代に「屋立てあし」「蔵立てあし」に書き間違えられてから今日まで来てるという説も。
いよいよ上棟
建築カレンダーによると10月26日が上棟吉日でしたので上棟日は26日にする予定でしたが…
すまん26日は材木屋が休みだから25日にするわ。25日は大安だからいいだろ!
ってことで25日に前倒しとなりました!
上棟吉日から始まって三隣亡までのくだりはなんだったのか
大安万歳!!
上棟3日前
基礎工事屋もいなくなり静けさが残るかと思いきや上棟の準備が着々と行われておりました。
よく見ると施主の名前が!!
これはちょっと感動しますね。
上棟2日前
気付いたら床板まで貼ってありました。
例のアンカーボルトは既に見えない状況に。
この前後は天気が悪かった日が多かったので雨があたらないようにビニールがかかってました。
一つ一つ丁寧な仕事ぶりが伺えます。
上棟当日
いよいよ上棟当日。
特に上棟式はやらなかったので作業当日の朝だけ見に行くと…
既にクレーン車が作業してました
クレーン車に人がいたので遠方から撮影。
どんな感じになるのか楽しみにしてましたが、その日は生憎の雨。
しかし上棟の日に雨が降ると「福が降りこむ」とか「永遠の火消し」といって火事にならないとも言われているそうです。
むしろ雨の方がよかったのかな?
また使用される材木もしっかりと乾燥されているので雨がふったぐらいでは腐ることはないそうです。
上棟1日後
上棟が終わった次の日はまた晴れ。
見に行ってみると
おー出来てる出来てる!!
気付いたら屋根まで出来てました!
大工さんが一人で屋根工事をされていました。
おーやっとるね
近くを見せてもらって
ほおー
ふふーん
さて満喫したし最後に大工さんに声かけて帰ろうと思いきや
あれ?
ん?
名前が…
大工さんの名前が思い出せん…
黙って帰宅!
今日のまとめ
・上棟する日は念のため建築カレンダーを確認せよ
・上棟日が晴に越したことはないが雨は雨で縁起がいい
・大工のコーヒーの好みは忘れても名前は忘れるな
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