マイホームの適正予算とは ~返せる額を把握する~
こんにちは
月々の支払いを決めるには色々な経費(修繕費や固定資産税)も入れてくださいと言いました。
でも経費を考えて適正な予算を考えたら家が建つ予算ではありません。
ですが私もそうですが、そう安々と諦めきれません。
予算決めパート②です!!
マイホームの適正予算と返せる金額を知るには!?
借りれる額と返せる額
借りれる額は前回お話ししました。
次は返せる額です。
一般的に年収の7倍や返済負担率30%は借りれる額で
返せる額とは違うと言います。
おいおい…1,342万からさらに下げるんかい…って思いますが
一応書きます。
借入の適正値は
年収なら5倍
返済負担率なら20%
っと言われます。年収300万なら
年収300万×5倍 = 1,500万
返済負担率(20%)なら 5万円/月 つまり 1,678万
が適正範囲になります。
私の経験上ですがまずもってこの金額で家は建ちません。
じゃあどうすりゃいいのか…
でも、これが返せる金額と言われています。
じゃあ、あきらめるのかと言われると、実は諦めてなくもいい方法の一つが合算収入と言われています。
年収300万の人+年収100万の奥さんで合算で年収400万
これが合算収入です。
ただこれやらなきゃ借りれない額を借りるのは辞めましょう。
実際いくら借りれるかのか
これで私もずいぶん悩みましたが、
色々調べているとライフプランシュミレーションって言葉が出てきます。
各家庭において家計簿なんて人それぞれです。
車に金をかけたい人もいれば、全くかけない人もいます。
趣味にお金を使いたい人もいれば、スマホゲームをひたすら無課金で頑張る人もいます。
人それぞれだから、住宅ローンなんていくらにすればいいのかなんて分からないんだよってことですね。
ここまで書いてて、私もイライラしてきます(笑)
御託は良いから答えを教えろよっと
でも、やっぱ私もここまで来てよくわからないです。
ってことでライフプランシュミレーションしましょうってなります。
ライフプランシュミレーションとは
なんか業者の回し者っぽくなってますが、これはほんとにいい機会です。
家を建てるにあたって住宅ローンが支払い続けられるか、この先のライフイベント(子供が何人とか車の買い替えはどのくらいでいくらとか)を考えるきっかけになったからです。
大体収入・支出、これからどうしたいかをヒアリングその後結果をシュミレーションソフトに落とし込んで解説って流れです。
私もこれはやりました。しかも3回も…
3回やるのは、はっきり言って馬鹿だと思います。
でも2回はお勧めします(笑)
この辺の体験記もあとあと記事にしたいと思います。
→体験記出来ました。
どこでもいいので、とりあえずやってそうなところを探してください
大体住宅会社は「初めてのマイホームフェア」⇒「ライフプランシュミレーション」って流れがワンセットです。
でも住宅会社でやる場合は注意事項2つがあります。
ライフプランシュミレーションの注意事項
注意事項① 住宅会社に予算がばれる
住宅会社いくらぐらいの予算で家を考えているのかばれます。
ばれたっていいじゃないって人は別にいいです。
ただ2500万は借りれる人に2000万の予算を提案する会社は…
私が住宅会社の営業だったらしません。
2回住宅会社の主催のライフプランシュミレーションやってて思いましたが、
1回目はがっつり住宅会社の営業も同席してました。
なんなら予算勝手に引き上げて別プランまで作ってきました。
注意事項② 変動金利で計算しない
今、変動金利はめちゃくちゃ安いです。
どのくらい違うかというと2500万をローン組んだ場合
固定金利1.33% 74,481円
変動金利0.75% 67,696円
差額は 6,785円 です。
とりあえず固定で組んで後で変動にする分には問題ありませんが、
今回はあくまでシュミレーションなので固定で組むことをお勧めします。
変動金利で計算して予算組んで後で固定したいってなったらそれこそ予算を削らなきゃならなくなりますので。
ライフプランシュミレーションやってみる
実際何の根拠もないと始められませんので、とりあえず現在の家賃を返済額としてやってみましょう。
それでとりあえず1回やってみます。
私もよく分からずに1回目やりました。
んで、2回目が本番です。
1回目に出してもらった数字を更に細かく分析します。
色々見落としとか出てきます。
例えば、子供が私立自宅から通うなら18歳の時に車がいるなとか、 車の入替サイクルはもっと長くした方がいいなとか
1回目である程度アドバイスもらえることとかも踏まえて修正します。
そうやって数字を精査していきましょう。
私の場合は自分の年収だけで返済負担率25% 合算収入で返済負担率20%を目安しました。
2人で働く分には余裕とされる20%。
仮に自分一人だけになっても25%ならローンは組める数字です。
実際ローンの申請は自分一人の収入でやりますので通らなければ意味がないですからね。
これで計算すると家賃+1万の結果でした。
おいおい、家賃並みも危ないじゃんって話したじゃん!!
って思うかもしれませんが、実際考えてみたら今現在貯蓄と家のためにためてる貯金が月3万あります。
この家のための貯金を固定資産税や住宅修繕費に当てることができるので適正な範囲内なのではないかなと思います。
実際後半2回自分で精査した数字を元にしてもらいましたが、結果は特に問題なしでした。
つまり、家賃以上でもその人の家計状態によっては大丈夫って事が分かります。
まとめますと…
予算は人それぞれです。
家にどのくらい金をかけられるかはその家庭の懐事情によって違います。
ですから、一度それを明確化する為にライフプランシュミレーションを私はお勧めします。
ですので、ライフプランやってみて、それをもとに一度自分で予算化してみる!
んで、あってるかどうか、もう一回ライフプランで検証する!
自分でやってもいいのですが自分でやるのもめんどくさいですしね
それで私は2回やりました。
3回目は修正要素を加味したのと、外部のFPに依頼しました。
結果この予算で行けるんだなってのが自信になりました。
番外編 ○○を見直すだけで500万は節約 ○○は保険です。
このフレーズもよくありますね、
○○に入るのは 保険 です。
生命保険をかけすぎてると500万とは言いませんが、節約できるそうです。
私も聞いた当初は
「え?俺も500万節約できるのか!!」って思いました
結論から言います。無理でした。
何故なら月々払ってる保険料が大体5,000円でした。削れる部分はほぼ0です。
これを辞めても5,000円×12ヶ月×30年=180万です。
全部解約しても180万しか節約できません。
しかも節約できてるんで解約しなくていいって言われました。
これじゃ全然節約できません。
当たり前ですが、支払った分しか取り戻せませんからね。
そして、大体ライフプランシュミレーションをするのはファイナンシャルプランナー(通称:FP)と呼ばれる人たちです。
彼らは保険を売って生活してる人が多いです。
保険を見直すつもりが、またいらない保険に入ってるなんて本末転倒です。
保険の見直ししが必要ならば、やっぱり自分で調べて必要な分だけ見直すのが一番ですね。
日本はセーフティーネットがしっかりしてる国です。
何かあっても保証される部分もあります。
更に足りない分だけ保険に入ることをお勧めします。
保険を見直したいなら自分で調べてくださいね。
長くなりましたが予算編 終わりです。